なぜ、Web集客がうまくいかないのか

Webサイトを作ったが思うような集客ができていない。と感じることありませんか?

Webサイトで集客するため、専門書で勉強し、セミナーに参加して、今流行のデザインにWebサイトもリニューアルした。ブログも更新して、facebookで友達を増やし、インスタグラムを更新して、最近は動画の編集方法を学びyoutubeを初めてみた。こんなに頑張っているのに。なのに思うような集客効果が出ない…。

なぜ、Web集客がうまくいかないのか。Web集客はこんなに難しいのか…。

それは、Webサイトの見栄えだけにこだわり、ブログを更新やSNSの手段や方法に振り回されているからです。

Web集客の勘違い

ここである街の八百屋を例に話をしてみます。

商店街にある八百屋。来店客数の減少、郊外に大型のスーパーができたこともあり、売上が年々落ちており、店主はWebから新しい客層の集客を増やそうと試みます。

お店のWebサイトを作り、商工会議所主催の集客セミナーに参加して、インスタグラムを使うことを知り、慣れないスマホで日々写真を撮って投稿も毎日欠かさないように更新します。

しかし、いくら投稿を続けても新しいお客さまは訪れません。

写真の出来栄えがよくないのかと思い、奮発していいカメラを購入し、新鮮な野菜を若者向けに映えるおしゃれな写真にしようと、撮影方法を工夫したり、専門書で撮影方法を勉強し、営業終了後も、撮影に時間をとって投稿を続けましたが、それでも集客効果は低いまま。撮影に手間がかかるようになり、続けていた投稿も回数が減り、そのままインスタグラムの更新が途絶えてしまいます。

このように、店主が実践したことは、Web集客の手法として間違っていません。

ではなぜ、思うような集客効果を出すことができなかったのか。

店主のインスタグラムの投稿を見ると、青果の写真と合わせて次のようなコメントが添えられています。

「新鮮本日入荷」
「本日特売安い」
「今が旬」

このような投稿をみて、この八百屋に青果を買いに行こうと思う人がどれだけいると思いますか?

スーパーではチラシを撒いて、テレビではCMが流れ、最近ではアプリでスマホにお得な情報が届くというように、情報量でもスーパーには太刀打ちできないでしょう。

ご想像の通り、この八百屋に行ってみようと思う人は少ないと思います。

この八百屋の店主は、インスタグラムで映える写真を投稿する方法だけを学び、集客する仕組みを実践できていなかったと言えます。

では、どのようにすればよいのか。

Web集客で大切なこと

このような八百屋でもWeb集客で活路を見出す可能性があります。

店主は、新しい客層としてこれまで来店が少ない若者をターゲットにしています。

では、若者たちはどうしたらお店にくるようになるのか。

それは、ターゲットにしている人たちは何を求めているのかを知ることがもっとも大切な視点です。

例え話で登場した八百屋をケースに、ターゲットにしていた若者たちは、普段どんな悩みを持っていて、店主はどんな内容をアピールすればよいのか。それらを考え、投稿をする内容を精査することです。

また、この八百屋は、商店街にお店を構え、近くにバス停があり、朝と夜に通勤通学で利用する人通りがありました。

さらに近くに若者や単身者向けの集合住宅がいくつもありました。

そこでターゲットが求めるサービスや商品とは何かを悩み、店主が導いた内容は、次のようなものです。

「野菜を長持ちさせる方法」
「一人暮らし向け手軽カット野菜」
「レンジで温めるだけ野菜炒めセット」
「友達を呼ぶときに自慢!そえるだけでおしゃれにみえる野菜」
「一週間で使いきれる一人用まとめ青果セット※レシピ付き」

商品の値段や入荷情報の投稿から、ターゲットの悩みを解決するための内容に変わりました。

インスタグラムの内容も写真の出来栄えでなく、手軽にスマホでき、内容を重視するようになりました。

そして、ターゲットにしていた若者たちがお店に興味を持つようになり、店主の投稿にコメントが付くようになり、若者たちのとの交流へと広がります。

さらに店主は若者たちからの意見で、通勤通学の時間帯でお店が開いておらず、来店機会を逃していたことに気が付きました。

そこで店主は、無人販売用の冷蔵庫を設置、通勤通学の時間帯の朝と夜に、「カットフルーツ」や「カット野菜」などを提供するサービスをスタート。店主は新しい客層の集客を増やすことに成功します。

ウェブ戦略とは

このような例え話、分かりやすくするため、八百屋の店主が、投稿内容に自ら気が付き、サービス内容、業務形態を変化させる内容になっていますが、実際に当社が提供する「ウェブ戦略」では、貴社の、商品サービス、事業戦略、提供手法を深く理解し、ウェブ集客に必要なマーケティングの最適化と売れる仕組み作りを構築するため伴走支援します。

ぜひ、当社のサービスを通じて、貴社にて自立自走できる状態で、目指す月商売上、利益確保の再現が可能になる「ウェブ戦略」を会得してください。