マーケティング
集客力のあるWebサイト(ホームページ)が実践している3つのポイント
Web集客を増やすために様々な、セミナー、オンラインサロン、勉強会・交流会に通い、何冊もの書籍を読んだが、全容がつかめず、行動に移せない。やってみてるが成果がでない。
- 集客できるwebサイトを用意したはずなのに・・・
- 潜在顧客への導線作りに見込み客化への作業は行っているに・・・
成果が出ずに悩みがつきない。それは一体、なぜなのか。集客できるwebサイトとはどのようなものなのかを取り上げていきます。
Webサイトから問い合わせが来ない、注文が来ないという場合、「実践しているビジネスに問題があるか」、「集客できるwebサイトが正しく作れていないか」のどちらかになります。
集客できるwebサイトにはどのような特徴があるのかを紹介いたします。
1.お客様の欲しい商品・サービスが明確になっている
時流(現在の市場動向)に合わせて、お客を満足させる商品やサービスを正しい市場に提供している状態になっているか。言い換えると「誰が」「何に困って」「どういう目的で」商品やサービスを求めているのかが明確になっている必要があります。
「顧客が誰なのか?」がわからない状態、曖昧な状態だと、Webサイトでも誰に向けて何を伝えればいいのかというサイト内のコンテンツ、文章も曖昧となり商品やサービスの魅力を十分に伝えることができません。その結果、Webサイトにアクセスはあっても、問い合わせが来ない、注文が来ないという集客ができない状況になります。
また、商品やサービスを時流(現在の市場動向)に合わせることも重要な要素になります。
お客の欲しい商品として「犬」を例にして取り上げます。
「犬」は古代から人に身近な存在で、そのニーズは、環境や時代の変化によって変化していっています。
古くは「犬」は「狩猟」のため、獲物を効率よく得るための助けとしてのニーズがありました。極地では、「犬ソリ」などの運搬・移動手段の担い手として。権力者への献上品というニーズもあれば、番犬というニーズもあり、近年では愛玩から、人生を共に歩む家族の一員として向かい入れるニーズへと変化していっています。
現代で、「狩猟」のために「犬」を紹介したら、「狩猟」としてのニースが必要なお客は少数に限られます。少数をターゲットにするマーケティングもありますが。
今まで売れていた商品・サービスでも、時流の変化によって、ニーズが変わり、必要性も変化します。
繰り返しになりますが、ここで重要なのは、常に商品やサービスを時流(現在の市場動向)に合わせて展開できているかになります。
2.「今すぐ客」向けのSEO対策
「今すぐ客」は、すぐに商品を購入したい、サービスに申し込みたい、交渉のため相談したいなど、購入のための行動が明確になっており、すぐに顧客になる可能性がある客です。
このような「今すぐ客」に対して必要なSEO対策としては、「地域名」+「業種名」というキーワードで検索された時に自分のサイトが上位表示されるかが重要になります。
飲食店であれば「〇〇市 ラーメン」「〇〇市 パスタ」「〇〇市 和食」など。
生活サービス業では「〇〇市 ホテル」「〇〇市 美容室」「〇〇市 税理士」「〇〇市 会計士」「〇〇市 行政書士」「〇〇市 コインランドリー」など。
挙げて行けばキリはありませんが、商品やサービスがすぐに必要としている「今すぐ客」に対して、「地域名」+「業種名」というキーワードで自分のWebサイトや関連するページが最低限上位に表示されている必要があります。
しかし、ここに落とし穴があります。「今すぐ客」は、商圏の顧客全体の対象者のうち1%程度しかないと言われています。
また、「地域名」のキーワードで上位表示されるために、サービス拠点が検索キーワードの「地域名」に該当すると上位表示されやすいため、サービス拠点がない「地域名」での上位表示は難しくなります。
そのため、1%程度「今すぐ客」で利益を確実に得ることから、将来の見込み客に向けた集客も行う必要があり、「地域名」+「業種名」だけの対策では、集客が先細りしてしまう可能性があります。
3.「見込み客」向けのSEO対策
「見込み客」のSEO対策になると、「悩み、またはニーズ」+「業種関連」というキーワードで上位に表示されている必要があります。
先ほどの「今すぐ客」に出てきた例での、飲食店であれば「おいしい ランチ」、「安い ランチ」など、税理士であれば「個人事業主 記帳」「個人事業主 クレジットカード払い 仕分け方法」など、今すぐ商品やサービスが欲しい段階よりも前の、情報を集めている、悩み、またはニーズの一部を解決しようとしているキーワードが見てとれます。
このような「見込み客」のSEO対策では、悩み、またはニーズの一部を解決できるような有益なコンテンツの記事(SEO対策された記事)を日々更新することで対応できます。
以上の3つが、集客力のあるWebサイト(ホームページ)として重要なポイントになります。自分たちのWebサイト(ホームページ)では、3つのポイントのうち何ができていて、何ができていないのかを、チェックしてみてください。