【Google for job】が正式リリースで人材派遣会社のサイトリニューアルでウェブ担当、はじまりました。
都内某所の中堅規模の人材サービス会社のリニューアルを約4年半年越しに再びご依頼。だって【Google for job】が正式リリースなんですもの。Indeed対策もあるし、Google仕様へ対応しないと、アクセス数の流入遅れになるのですから会社としては、捨て置けん世界的なGoogleの新サービス。
と、いうことで、この度は制作工程をできるだけレポート&忘備録。
ウェブサイトリニューアルの際にどの様な準備が、進行途中で起きる事柄など参考になれば幸いともいます。
さて、ご依頼企業様が保有する3つの事業サイト【リニューアル+採用サイト新設+Google for job対策】ということで、約4・5ヶ月のプロジェクトのウェブ担当的ディレクション役でございます。
4年半前にWordPressをカスタマイズ+スクラッチで作成した各webサイト。
・コーポレートサイト
・自社求人案件の検索サイト
・オウンドメディアサイト
・介護事業サイト(4年前は新設)
今回のリニューアルは大手人材サービス会社サイトの仕様へ寄せるためのデザイン・レイアウト仕様変更。
伴い、修正箇所を自社でフレキシブルに行いたい要望なのでサイトの管理画面=ダッシュボード(WordPressの管理画面名勝)をカスタマイズ開発。
スタッフMyページ改変に伴うデーターベース開発と各コンテンツへの導線設計。
Indeed対策とこれからはじまる「Google for JOb」への検索対策を必要なコンテンツ箇所へのコーディング。
と、なると、求人案件投稿のデーターベース要件も仕様変更が同時に起きます。同時起こるということは、社内オペレーションも変わるのでチェンジが起きます。
自社保有の基幹システム(登録スタッフ情報や給与・労務等の一括管理システム)とのwebサイトのデーターベースを一元管理出来るようにしている場合とwebサイトのデーターベースと切り離しているところで、webサイトのリニューアル準備作業、仕様策定・検索・案件登録機能の策定が変わってきます。
作業着工は、この要件が全て決まってからになりますので、プロジェクターやホワイトボード、サイトマップ作成ツールでご依頼者と結構な時間、要件定義を行い「仕様機能」を漏れなく詰めていきます。4年半前はかなりの時間を割いて要件定義と精査、精査後漏れあり、また仕様機能と技術反映チェックと確定と細かく細かく確認の確認で制作側のわたくしどもも、ほぼご依頼企業の幹部社員になりきる様で、役員様と何度も何度も詰めていく工程。
今回は【Google for Job】対策とIndeed対策のデーターベース仕様を調整することが最大の難関かと思います。
まずはたたき台のサイトマップ(情報設計図)の作成を
「あーしたいし、こーしたい」とイメージ的な絵空事や「この方法いい」「こういう事例があった」とかお役所的戦略ばかりの話では、まだ目に見えないウェブサイトの状態でお話ししていても「戦術」が決まらないので、事が具体的に進みませんし、次に何を行うかも不明のままになります。
それにクライアント様と共同作業になるので「準備作業」と「作業完遂」の項目を共有し進捗しなければなりませんので、サイトマップのたたき台を作成します。
例として、新設する採用サイトのサイトマップの様子はこの様な感じに作成。
ナビゲーションメニューの枠内には、敢えてページ情報の要素も記載しちゃいます。
クライアント様が同等のリテラシーを持つわけではないので、「何のページ?」「何が記載されているの?」を視覚化して、まだ無いサイトを理解できるように、また会議での進行もスムーズにするために用意。
この様にサイトマップを準備することで必要なページとページ原稿内容の検証がスムーズに行われ、あとから追加や抜けもなくなりトラブル回避にも繋がりますし、仕様機能も具体的に確定されていきますので効率的。
納品までは時間との戦いです。
初回~3回くらいまでの仕様策定会議は4時間以上が当たり前。時間はあっという間に過ぎていきます。
2~3回のヒアリングで終わるようなシロモノでもございません。ヒアリングは前々段階の工程。ヒアリングしないと行けない状態のご依頼状態では人材サービスのwebサイト運営はままならないと思う内容です。むしろコンバージョン率を取りに行く場合なら尚更。
各固定ページはボリューム満点の約70ページ以上(多分100ページになる可能性)。各カテゴリーごと用途に見合う文章校正とページ構成の担当も実務ベースでいたします。口だけ出すことはほぼ無いので、前回同様、役員様と二人で永遠に感じるExcelに記載されている原稿文章とのお付き合いも4年半ぶりに復縁状態です(笑)
制作担当は旧知のmoreiic(モアイーク)の凄腕プログラマー・デザイナーは前回同様。
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